大胸筋は胸の前側にある扇の形をした大きな筋肉です。
主に物を胸の前で抱えたり、腕を押し出す動きやボールを投げたりする動きに使われますが、息を吸う時の補助をする役割もあるので呼吸にも関係する筋肉です。
パソコンや携帯での作業や、ピアノを弾いたりするといった指を動かす時にも使われるので、疲れが溜まりやすく、硬くなって縮まりやすい筋肉です。
大胸筋が縮まると、肩が前に出ると同時に肩甲骨が外側にひっぱられて、首が前に出ていくことで首の動きが悪くなり、首や肩のコリへとつながっていきます。
大胸筋をゆるめると、肩、腕、肩甲骨の位置が本来あるべき状態に近づくので、姿勢が整い、首・肩のコリが和らいで、呼吸が楽になっていきます。
多くの場合、痛いところに原因はありません。
陽だまりでは体のバランスを整えることで、つらいカラダのお悩みを和らげ、“楽に動ける軽いカラダ”となっていくサポートをしています。